
早期に発見し、
適切な治療を受けることが重要
母乳をつくる小葉とそれを運ぶ乳管、それらを支える組織からなる乳腺。乳がんの多くは、乳管から発生します。しこりなどの自覚症状で気付くことや検診で指摘されること、また別の臓器に転移して発見されることもあります。告知や治療を通して、正しく知り、納得して乳がんと付き合っていくことが大切です。
早期に発見し、適切な標準治療を受けることで、多くの方がそれまでとほとんど変わらない生活を送ることができます。他の悪性腫瘍と比べて生存率が高く、サバイバーとしての長い人生を歩む可能性もあるため、周囲のサポートを得ること、ライフイベントと治療の関連、自身のくらしや生き方を踏まえてじっくりと考えましょう。